めくるめく

ネタバレに配慮していないライブレポなど。

GRATEFUL SPOONFUL 福島day2♠

武道館ぶり2度目の♠、そして個人としては今ツアーのファイナルである。終わってしまう…終わってしまうのか!?まだまだあと倍は観たいくらいだけども、先にはドームの日程が出ているので一先ずそこまでは生きていけそう。

福島は東京から新幹線で1時間半くらいで、新幹線の種類によっては名古屋どころか掛川へ行くよりもずっと近い。わたしは会津へ行った事はあれど福島市には行ったことがなかったのでこんなに近いとは思わなかった…安易に来れてしまう距離、やばい。
そしてこの福島ではご存知の通りチャリティーマーケットの開催があった。初日ももちろん凄かったようなのだけど、2日目は初日の反省を踏まえて臨んだ方が多くいたようで朝の7時半を過ぎた頃には既に初日の同時刻の人数を越えていたという話も。10時頃には300〜400人居たというからすごい。なにせ早い方は深夜2:30から並んでいたというから驚きである。最早徹夜組と言っていいのでは…と思いつつも、公式の注意書きでは明確に時間でNGを出されている訳では無いので0時を越えているから徹夜ではないと揚げ足を取るような理屈もまかり通ってしまうのが現実なのよね。そしてわたしはと言うと、午前中の割と早い時間に福島に着くとは言え当日入りだったのでtwitterで現場の状況を見るに急いだところでとても無理だなという感じだったので、11時運行開始のシャトルバスで会場へ向かうことに。タクシーで向かったところで状況が大きく変わることもないだろうさね。あと今回は妹と参戦だったのだが、彼女がチャリティーとは全然関係のないところで…というか、仕事で徹夜明けだったので買える見込みの少ない待機列に付き合わせるのは申し訳なかったというのもある。そんなこんなで会場入りすると既にチャリティーの入場列は無くなっていて自由に出入りできる状態に。折角なので抽選の品を見物しに行くと向かいにあった私物のコーナーは見事に物が捌けていたが、会場一番奥にあるパネルのコーナーには案外物が残っていたのよね。多分15枚はあったと思う。うち4枚くらいはDAMや何かのポスターでその他がMitchさんのお写真。で、ここで驚いたのが残ってた写真のうちヒーセの写真が3枚、その他が全部アニーだったのね!エッ…アニーめっちゃあるじゃん!!!と。ただもうそこには既に30人くらいが並んでいたので今更どうこうは出来なかったのだけど、これ福島着いて直ぐに来てたら写真買えてたな〜と。いやだってまさかにアニーの写真が残ってるとは思わないじゃない、というか、FCグッズの方が先に捌けて写真が残っているとは思ってなかったからね、、、TYMS関連のブースはステッカー?カード?がまだ残っていたようだけどこちらも20人くらいが並んでいた。しかしながらパネルコーナーよ、これは完全にわたしの見込みが甘かった。せめて写真を見ておこうと列に寄るとみなさんの会話が聞こえてきて、どうにもアニー推しではないことが明確に分かってしまって辛い。「流石にエマは無いか〜」とか「ロビンは早朝から並ばないと無理だよね…てかアニーしかないじゃん!」という言葉を聞いてしまいとても悲しい気持ち。これは写真が買えないことへの悲しさでは無くて、心底アニーが欲しくて買うのではないのだなというのが伝わってくる悲しさである。いや…わかる、わかるよ。ロビンとエマがツートップなのも分かるし推しの物が買えなくて残念なのも分かる。そしてそれでもチャリティーにぜひ貢献したいという気持ちも分かるんだけど、貴方の前後に並んでいる方はもしかしたらアニー推しの人かも知れないし(そう見える人はいなかったけど)、現にわたしはアニー推しなんだよな…。どうか、どうかこういうやりとりや会話がアニーの耳に入りませんように。こんなことなら早くに来てアニーを買い占めてしまえばよかった。いやいやこれははじめから無理だと決めつけてしまったわたしが悪いな、悪いよ。

 

会場のあるあづま総合運動公園はとにかくめちゃくちゃに広い。公園とは言えないような敷地の広さなのだが、じゃあなんだと言われればやはり公園というしかない。敷地内には体育館以外にも球場やサイクリング施設、文化財の古民家を集めた民家園、アスレチックなど本当にたくさんの施設が含まれている。あまりに広くて公園内を移動するにも自転車があった方がいいのでは?と思ってしまうレベル。それだけ広いのでチャリティーや物販で用を終えた数百人のBELIEVER.を抱えてもまるで窮屈な感じがしない。みなさんレジャーシートや折り畳みの椅子を持ち寄って芝生の上で寝ていたり、お弁当とビールを片手にピクニック気分で楽しんでいる方もいた。御手洗も公園の所々にあるので並びたくなければ少し足を伸ばして他の施設の近くへ行けば直ぐに入れてしまう。ただ、公園なので基本的に屋根がない。園内に唯一あるレストランも差ほど大きくはないし、ライブの日は休業だった。今回のように晴れている日は最高に過ごしやすいが雨が降った時を思うとなかなか辛いものがあるなあという感じ。なにせ福島駅からバスで30分程度掛かる上に周囲には本当に何も無いのだ。当然コンビニもないので傘を忘れた日にはどうしようもない。晴れてくれてよかった。
あともう一つ不便なのがスマホの電波が無いこと。場所的に元々電波が入りづらいようなのだけど、人が多いともうどうにも繋がらない。唯一ソフトバンクの人はサクサク動いていたようだけども、docomoauの民はみんな死んでいた。ルーターを持って歩くなら別だがスマホは使えないと思った方がいいかも。ただ、電子チケットに関しては機内モードにして開けばサクサク動くのでご安心を。それでも動かないという方もいたようで、そうなると個別でチケットのテントに問い合わせに行かなくてはならない。ので、早めに確認しておいた方がよいかも。

 

開場時間の15時を回って中に入ると割と広々とした感じ。収容人数は秋田と変わらないはずなんだけど、圧倒的に秋田の方がコンパクトに感じる。今回のお席はAスタンド1列目の1桁代。Aスタンドはステージと平行する真正面のスタンドである。限りなく下手側ではあるが1列目ということでとても見やすかった。アリーナが広かったことを思うとよっぽどスタンドの方が見えたんじゃないだろうか。ただ今回アニーのシンバルトラップはギリギリ…アニーが頭を下げると顔が見えなくなってしまう感じだった。とは言えアニーが頭を下げる回数は少なかったのでほぼほぼ見えた。
開演するとアニーが一番に入ってくる。暗くてよく見えないがドラムの位置に着いてからオーディエンスが手拍子をして迎えるのを煽っているような素振りが見えた。テンションが高い。そして何よりヒーセのテンションが高い。まだ暗転しているのにグイグイ手脚を動かしてアピールしてくる。…というかあれは最早踊ってたんだと思う。めちゃくちゃにテンションが高い。アッ そうだ、前回の武道館でアニーの袖が五分袖では?と思っていたのだが、あれは袖の長い半袖だった。上から見た時に肘まで隠れているように見えたのは袖口が広かったからだった。この日のアニーはいつもよりも髪の分け目の配分が大きくて2:8くらい。右分け。左側に大きく髪をやってしまっているので左がとてもこんもりしていて若かりし頃のアニーを彷彿とさせる。かわいい。
今回も色々なことがあってアニーや他のメンバーがとてもかわいかったのだけど、上手くまとめられそうにないので取り留めのない文章になってしまうことを予めお詫び申し上げるよ。

 

わたしは全てのマークの中で♠が一番好きなのだがそれは好きな曲がたくさん盛り込まれているのは勿論のこと、とにかく曲の並びが最高なんだよな…。前半と後半で色がガラッと変わるし、後半に向けて盛り上がりが加速していく感じがとてもいい。曲名を出してしまってごめんだけど、個人的に甘い経験からSUCKに行くところとか本っっっ当にたまらない。ギャーッ!て気持ちだ。すき。もうあの瞬間だけを何度も体感したいよ…。そしてそんな素晴らしい曲たちが並ぶ中、入場した時からテンションの高めだったアニーはなんと12曲目までニコリともしなかった。それこそお兄ちゃんはニッコニコの笑顔でグイグイ弟に寄っていたけど、アニーはエマに顔を向けるも表情を動かすことすらなかったんだよな…。あまりに笑わないから今日はもうお天使スマイルは見られないんじゃないかとすら思ったもの。そんなアニーがニコニコを解禁したのは13曲目のROCK STAR。もうイントロから顔に表情が出て、すぐにニコニコし始めた。思えば、ROCK STARを演奏する時のアニーはいつもニコニコしている。多分好きなんだろうね、かわいいね。そこからは上がる曲が続くのでアニーは楽しそうにニコニコしていたし、お兄ちゃんやヒーセはもちろん、ロビンもアニーに顔を向けることが多かったような気がする。
そんなアニーのテンションはやはり高かったようで、あからさまにそれが分かったのはメンバー紹介の時。ロビンが今日のアニーは調子がいい!(ニュアンス)と言ったのはもちろんだが、アニーの喋り方や所作がもう楽しそうだった。「オン ドラムス!菊地英二、アニー!」とロビンが言ったところで何故か立ち上がって笑い出すアニー。ロビンが「どうしたの?」と声を掛けるとやっぱりお腹を抱えながら笑って「メンバー紹介の前からずっとちょっかい出してくんだもん、ヒーセとかベロベロしてくる」とヒーセを指差す。ベロベロが何なのかは分からないが差されたヒーセは笑いながらやってないと手を振ってまたアニーが笑う。それを見たロビンが「なにベロベロしてるんですか!欲求不満ですか!?」と言ってまた笑うアニー。その横で漏れなく爆笑するエマ。みんなかわいい。笑うエマを見てアニーに「今日はお兄ちゃんを泣かさないようにしようって決めてたでしょ!ティッシュは使わせないように!」と咎めるように言ったロビンに、エマが笑いながらティッシュを指差し「もう使っちゃった…笑」と大暴露。「使っちゃったの!?」と驚くロビンと「ベロベロで?」と食いつくアニーもかわいい。それでまた笑い転げるエマにロビンがボソッと「ほんとに感じた時にだけ使ってくださいよ…。下ネタじゃないよ」と言っていたけど、下ネタ以外のなんなのだという感じが拭えない。アニーは「そのティッシュも売りに出せば?」と言ってすぐに「普通に考えて汚ぇか!笑」と笑っていたのだが、なんだかもうそれがとても罪深い感じがする…。
そしてどんな流れだったかロビンがアニーをカピバラだと言うとアニーは前歯で下唇を噛んで歯を見せて、爪を揃えるようにして胸の前に両手を置いてカピバラのポーズをしていたのが死ぬほどかわいかった…今回のベストオブかわいいはカピバラさんでいいのでは?そのポーズは直ぐにやめてしまったのだけど、ロビンがまた「目がカピバラに似てる」と言うと再びカピバラポーズを取っていたのがかわいくて二度死ぬかと思った…カピバラを…受け入れている…!この時ヒーセのことはアルパカだと言っていて、反応するヒーセに「アルパカさんは後で!」と言っていたのもかわいかったね〜。
あと、最近恒例になったアニーの心拍数だけれど、この日もロビンは心拍数を尋ねたがアニーはもちろん消費カロリーで返していた。

A「今日は750!」
L「え?壊れてるんじゃない?」
A「壊れてないと思うけど…(もう1回計測器を見て)気づいたんだけど、他のマークの時はアンコールで聞いてくれるじゃん?」
L「ああ…」
A「前回1050だったのにメンバー紹介終わったあと1150になってたんだよ、どんだけ長く喋ってんだっていう笑」
L「細ぇーな!笑」
このやりとりのアニーがすごく元気でかわいいし、ロビンが心拍数を聞くことに対して「聞いてくれる」と言ったアニーがめちゃくちゃアニーという感じがしてエモい。前半ニコリととしなかったアニーが喋るたびに元気になって声が大きくなるのがかわいい。

 

続いてエマの紹介ではエマが首筋の9999タトゥーシールを見せて人差し指にある9999ネイルとお揃いなのをアピールしていた。そして今回、そのタトゥーシールにロビンが噛み付くという場面があったのだけど、会場ではそれはそれは悲鳴のような歓喜の絶叫がこだましたよね。噛み付いたロビンが「しょっぱい」と言ったのがさすがにえっちでギャッ!となってしまった…カピバラさん…カピバラさんでこの乱れた心を吹き飛ばしてくれ…。そしてそんなエマの紹介の途中、どこでそうなったのかは覚えてないんだけど、アニーがエマに向かって舌をベロベロする(?)みたいなことをしていて、ロビンがそれを窘めるとアニーが「だってやれって言うんだもん」とヒーセを差すとロビンは「アルパカの言うことに惑わされない!」と注意をし、更にふざけようとするアニーに「おれがこういう時(ふざけてる時?)はいいの!あなたはバランス考えて!」と言っていたのが構われたい一人っ子が末っ子に注目が集まるのを嫌がって駄々を捏ねているようでスーパーかわいかった…。そしてロビンに「もっといい顔してくださいよ(ニュアンス)」と言われたアニーが目にクッと力を入れてキメ顔を作ったんだけど、ポーズや表情がとても昭和っぽかった所為か「それがあなたのかっこいいなの、昭和!笑」とロビンに笑われるなどしていた…かわいい…。昭和と言えばメンバー紹介のどこかのタイミングでアニーが自分の頭を上からポンと押して舌を出し、喉を摘んで引っ張て舌を引っ込めるという謎の芸(?)をやっていたのだけど、それを見たロビンが「昭和だなあ!」と笑っていたのもよかったね〜。アニーが楽しそうだ。その後アニーは鶴ちゃんの紹介で人知れず延々タオルを回し、ロビンの紹介ではシンバルを勢いよく回し続けるというのをやっていてテンションの高さが伺えた。天使が爆発しているな。
なお、今回のメンバー紹介ではヒーセもかわいかった。鶴ちゃんの紹介の時、ロビンが「鶴ちゃんもアルパカに似てます。そっち(下手側)はそういうエリアなんだね、アルパカサイド」と言って、ヒーセが照れるように頭に手をやっていたのがかわいい。そしてヒーセを紹介するくだりでロビンがヒーセをアニキと呼ぶのもめちゃめちゃにかわいくて下町組にキュンとしてしまった。
L「アニキ!アニキその服いいんじゃない?それ売ったら?」
H「いらっしゃいませ〜」
L「アニキは商売人だからね」
H「本日セールです!」
その流れでロビンがエマの服を差して「それいいね、それも売ったら?そうだ!ここで着た服を次のライブで売ればいいんじゃない?」と言うものだから会場には期待を込めた歓声が。ロビンはそのままの流れでアニーに振り返り、黒×赤のギラギラした衣装を目にとめて「それも…、アニーの血みどろの…執刀医みたいなシャツ!返り血浴びております。悪い血!派手な執刀医!」と言い、言われたアニーは立ち上がって客席に手の甲を返すように両手をあげる。まさに執刀医という感じだ。ちょいちょいアニーが引き出される。かわいいしうれしい。
そして最後はヒーセがロビンの紹介をする。
H「タンバリン&ギター&ボーカル&タンバリーン!…たんばりん…笑!よしいッ…かず…ッ笑 タンバリン…タンバリン…ッ笑」
L「どうしたの?」
H「タンバリン二回言った自分に笑っちゃって…ッ笑」
言われたロビンはヒーセの言葉通りギターを下げ、タンバリンを2つ持ち、口にはピックを咥えてマイクの前に立っていた。言葉をつかえさせながら笑い転げるヒーセにエマが自分のところからティッシュを1枚引き抜いて渡してあげ、ヒーセはもらったティッシュで涙を拭いながら笑っていてなんだかロビンの紹介がグダグダな感じに笑 ロビンも笑ってしまって収拾がつかなくなってしまっていた。その後それだけわちゃついていたのに「こんな風な感じだけど人並みに悩みや葛藤もあります、本当に」と言ったロビンの声がガチだったし、同じような事を複数回言っているのをみて、ロビンには今きっと本当に何か抱えているものがあるんだろうな…などと思ったりした。

 

曲関係のことで言うとやっぱりSUCKかな。今回は絡み有りバージョンだった。いつものところでエマに寄っていったロビンは自身の左腕をエマの胸の前を通してギターのストラップを潜らせネックを掴むと、そのロビンの手を包むようにエマが手を重ねるなどしてくれた。あまりにエマの手つきがやさしいのでこんなん惚れてまうやろと思ったよね。そのあと腕を引き抜いたロビンはエマのギターで少しだけ遊び、その流れのままエマとデコを合わせてグリグリ。エマはエマでそんなロビンの首に腕を回して顔を引き寄せ、首筋に顔を埋めるなどしていた。多分キスしているように見せたつもりなのだろうと思う。顔を離したロビンが態とらしく唇を拭う仕草をしていた。絶叫するオーディエンスに「みなさんもキスしてくださ〜い!今なら無料、し放題ですよ〜!……したくないの!?」と煽りを掛けてくるところがいかにもロビンって感じだしかわいいところでもある。あと恒例になっているBE MY SUCKER OF LIFEの歌詞の後にMY LIFE…と繰り返すところだけれど、今回は「THE YELLOW MONKEY is my life、わたしはイエローモンキーが好きです、生涯を…捧げます…」と言っていたのがなんだか神々しくてたまらない気持ちになった。ロビンはTHE YELLOW MONKEYを愛し過ぎてるよね、エマとヒーセとアニーに出逢えてほんとによかったね。
あといつだったか忘れたけれども、どこかのMCのところでロビンが突然「ほら、好きな人の名前呼んでごらん」と客席に言うので会場内には4人の名前が飛び交ったのだが、それに対してロビンが「分っかんねえし!笑」と言うのが理不尽過ぎて笑ってしまった。そして「今どさくさに紛れて不倫相手の名前呼んだやついるだろ!『せつこー!』って。せつこは古いか…、おれにとって不倫相手と言ったらせつこなんだよな笑」と笑うロビンがかわいかったし、その後ろでロビンに促されて好きな人の名前を呼ぶファンの声を聞くためにそっとイヤモニを外して聞き耳を立てていたアニーが死ぬほどかわいくて、もう全力でアニーを叫んだよね。わたしの声がというよりも、ちゃんとアニーの名前を呼んでいる人がいるという事実がアニーに届いてほしい。

 

終演後もアニーはかわいかった。上手から下手に歩くアニーが前から来るヒーセと目が合い、そのまま2人して手を広げてギュウッと抱き合った時には思わず声が出たよ…かわいくて…かわいくてね、、、隣に妹がいてよかった。一人参戦だったらめちゃくちゃ恥ずかしい思いをするところだった。
ヒーセとの抱擁が終わった後だと思うんだけど、ステージの真ん中あたりでへりに立つアニーをエマがニヤニヤしながら後ろから押し、エマの後ろに回ったアニーが今度はエマを押すというような兄弟のわちゃわちゃがあり、アニーがステージ内側に逃げたかと思えばエマが自身のヒラヒラした裾の長い服を広げ、アニーの進行を阻止したりもしていた。その服の拡げ方が露出狂のそれだったので、アニーも笑いながらお兄ちゃんの股間のあたりに顔を寄せるなどしていた。いやいやなんなんだこのやりとり…。アニーが楽しそうでかわいいからありがたいんだけど、兄弟のコミュニケーションの取り方はたまに理解が出来ない時があるよね。

 

最後に。終演後のバスの話をすると、バスの乗車場所の付近には大型バスが10台以上待機していて順次お客さんを乗せて出発していく。しかもすし詰めで乗せられるわけではなくて、全員がきちんと座ることができるというありがたさ。当初タクシーで帰るつもりだった人達もそのバスの台数の多さと乗車のスムーズさからバスに変更した人も多かった様子。因みにバスのチケットは乗り場の横に小さなテントが作られており、買いに来た人に順次販売されていた。お陰様でわたしは15分も待たずにバスに乗ることができたし、とても快適だった。
今回のライブではロビンがしきりに福島はいい!と言い、ヒーセがロビンを指してこの体育館がとても気に入っていると言っていた。「本当に、ちょくちょくまたここに来ますんで!」というロビンの言葉は多分本当なんだろうと思う。

 

わたしのスプーンツアーは終わってしまったけれども、最後が福島でよかった。とても楽しかった。もしまた福島でライブがあるのならぜひ参加したい気持ちだ。来週はいよいよ熊本で本当のオーラス、スカパー先生で見届けるぞ!