めくるめく

ネタバレに配慮していないライブレポなど。

東京下町廣瀬御調子者倶楽部day2

初日に続き御調子者倶楽部2日目に行ってきた。いや〜〜〜楽しかった。わたし同様2days参加のヒー担の方はもうね、テンションが仕上がってる。初日以上に踊ってるもんだからヒーセが「全員御調子者だし、踊り出すし笑」とめちゃめちゃ笑っていた。かわいい。2日目なので会場の詳細やイベントの構成は前回書いたので今回は大幅に端折るよ!

2日目の整理番号は208番、初日と殆ど変わらない。初日、右耳に大音量を食らってしまったので2日目は耳への負担を考えてセンターブロックの後ろから2列目の席をチョイス。偶然にもわたしの前にいる方々がみなさん背が低めの方だったので後ろから2列目なのにも関わらずめちゃめちゃ眺めがよかった。ありがたいことにヒーセも増田さんもよく見えた。
登場したヒーセはこの日もとてもご機嫌。呼ばれて出てきたかと思えばステージ横あるDJ台(?)でヘッドホンを頭に掛けてDJの真似事をしたりしていた。ニコニコだしくるくるフリフリ踊るように歩くしもうひたすらかわいい。ヒーセがかわいい。登場時の衣装は黒字に白の豹柄のシャツ。豹柄をよく見るとハート型になっていて可愛らしい感じだ。これもロビンと行ったロンドン旅行で買ったもの…というか、初日のシャツと一緒に買って、しかも値切ったらしい笑 まだ有名でないデザイナーの卵みたいな人が路上で売っていたんだとか。その話を聞いてヒーセがデザフェスとか行ったらめちゃめちゃ買い物しそうだなあなどと思ったりした。トークでは初日同様サポメンの3人を順に舞台に呼んで対談をしたのだけど、初日に比べてヒーセがガンガン喋っていた印象。多分ね、初日が本当に楽しかったんだと思う。ヒーセはテンションが上がると髪を頭の上から触る癖があるけれども、どんだけ触るんだよ!というくらい終始ワッサワッサ触っていた。この日もヒーセがなにかする度「フゥ〜!」と声が上がったりめちゃめちゃ拍手が沸き起こったりしていたので「いいね〜WE☆SAY。もう何しても笑ってくれる!ずっと舞台に居たい!」と言っていた。そんなトークだけれど、オノチンさんとはステージネームの話に。オノチンのチンが気に入らないらしいヒーセが「なんでチンなの!?(小野寺の)寺はどこいったの?」とわちゃわちゃしていた。かわいい。オノチンさんは昔ヒーセに「ODDY(オディー)」という名前を付けてもらった事があるらしく、その話を振られたヒーセが「いいじゃんオディー!嫌なの?おれだったらすぐチンは捨てるよ!」と言ってオノチンさんを困らせていた笑 オノチンさんは「嫌じゃないですよ!でもONOCHINとしてやってきた期間が…」とやんわり嫌がっていてそのやりとりがとても面白かった。その流れでヒーセという名前も始めっからヒーセではなくて、付けられた当初は友達がふざけて言った「ピーセ」だったという衝撃の事実が明らかに笑 ザワつくファンに「あれ?おれこれ言ってない?」と意外そうな顔をしつつなんだか嬉しそうなヒーセ。その後沸き起こるピーセコールにめちゃめちゃ笑っていた。
コージさんについては今日買った馬券が万馬券で1000円が25万になったという驚きの話に合わせて、その万馬券の番号が亡きお母さんの命日の数字なのだというなんだかイイ話をしてくれた。その横でヒーセは、父セイジさんに「昔は山手線の内回りと外回りでコロッケの値段が違ったんだぞ!なんでコロッケが高いんだ!コロッケは安いもんだろ!」と愚痴られたという話をしていた。かわいい。大ちゃんさんは…えーと、殆どヒーセが喋ってたな……。
このトークの中で今後は海外のツアーもやりたい!ワールドワイドにいきたい!という話があったのだけど、その流れで以前webにUPされたモンキーの香港・台湾向けのプロモーション映像の話に。撮影の際、アニーが少し向こうの、中国系の言葉を齧ったことがあるらしく、一番発音が上手いからという理由で中国語での挨拶部分を全部アニーにやらせたらしい。確かにあの映像、全部アニーが挨拶してたのよな。観るたびなんでアニーばっかりなんだろう?と思っていたらそういう経緯があったのか。突如アニーの名前が出て、しかも意外なところから裏話が聞けてワッ‪♡‬と思ったのだけど、あまり皆さんには響いてない感じだった…いや、うん、ヒー担の集まりだからね、そうなるか。みんな「ピーセ」に夢中。そんなこぼれ話もありながらトークは18:00頃終了。2日目は17:00開演だったので初日より10分押している。それを知ったヒーセが「時間気にすんならおれら2人に喋らすなよ!」と毒づいていたのもかわいかったし、それを宥める増田さんとのやりとりもかわいかった。

ライブの開始は18:25、初日で既にできあがってるファンの熱が後半に向けて初日以上の盛り上がりを見せていたし、それを見てヒーセもめちゃめちゃ乗っていた。セトリで言うと初日に演奏した「洋々」が「コンニチワ サヨナラ」に、「LOVE LIVE LIFE」が「ODYSSEY」になっていた。それ以外は…VIVA FEVER、Down Town Tokyo、CAMDEN TOWN、Instagram Sam、ROLL ON YOU、POLKKA No.5、HALE, HEARTLY, ROCK AND ROLL、ファンキー・モンキー・ベイビー(キャロル)、DON JUAN CITY DELIGHTS、バカ一代が両日共通だったと思う。なお、演奏順はぼんやりした記憶を並べただけなので恐らく間違っている。参考にしないで欲しい。2日目で特に印象に残ったのは、DON JUAN CITY DELIGHTS。会場内のあまりの一体感にヒーセが「すごい盛り上がったね!!!」と驚いたみたいに言っていたけど、確かに凄く盛り上がっていた。何がどうというのはなかなか説明し難いんだけど、空気感も含めファンの阿吽の呼吸が揃っていた感じがする。改めてめちゃくちゃライブ映えする曲だなあと感じたよね。楽しかった。
そういえば前回書きそびれていたが、ヒーセはトーク、ライブ、アンコールでそれぞれ衣装を変えており、しかも初日と2日目でもまた全然違うモノに変えてきている。まあライブとアンコールではやや変化が見られる感じで丸ごと変えているわけではないのだけど。それにしたってすごいよな。ヒーセ曰く衣装を変えるのもファンサービスの1つだと捉えているらしく、2days来てくれる人がいて、盛り上がってくれているのに自分が手を抜く訳にはいかない!ということらしい。スプーンのツアー中であれだけ忙しいのにそんなところまで心配りをしてくれるヒーセのやさしさ…すごいなあ。因みにライブ衣装はジャケット×ベスト×シャツで初日は赤×黒コーデ、2日目は白×黒コーデだった。アンコールでは両日ともハットを被って出てきたのだけど、ハットもそれぞれ違うデザインのものが用意されていて芸が細かい。

終演後には初日同様お見送り会があり、疲れてるだろうにそんな素振りを微塵も見せずにご機嫌なヒーセがお見送りしてくれる。すごいな。こんなにファンにやさしいFCイベントってあるんだろうか。わたしはモンキーの他を知らないからただただ関心するばかりだ。いやFCっていいよな〜〜あなたの事が好きですと無条件に相手に伝えられて、その上FCイベントともなればその身をもって応援していることを伝えられるという…すごいシステムだ。WE☆SAYのノリに味をしめた…いやいや御調子者が集まる事がわかったヒーセが、今後も合間をみてFCイベントをやりたいと言ってくれて、やるから絶対また来てね!と言ってくれたので心から期待したいと思う。もちろん関東を離れての開催も考えているようなので(雰囲気としては関西に行きたそうだったが)遠方のヒー担は期待してていいと思う。そして今回北海道から沖縄まで全国からヒー担が集まっていて驚いたのだけど、でもそうか、逆にアニーがライブをやるというならそりゃ飛ぶよな。近いというだけで行けてしまう今回が恵まれている。ありがたい。

東京下町廣瀬御調子者倶楽部day1

5月はスプーンへの参加が無いのでこの御調子者倶楽部が唯一のライブ。そして唯一の2days。ヒーステでの公開打ち合わせで楽しいことは折り紙付きだったのでめちゃめちゃ楽しみにしていたしめちゃめちゃ楽しかった…。

ヒーセの公式から当日のグッズ販売は15時からと告知があったのだが、所用があったのと途中電車が止まってしまったのとで会場最寄りの鶯谷に着いたのは16:20くらい。東京キネマ倶楽部鶯谷駅南口から徒歩1〜2分のところにあるのでホームから見えてしまう近さだった。なのであまり鶯谷に降りたことのないわたしでも地図ナシで行けてしまったし、遠征される方にはとてもやさしい会場なのではと思う。東京キネマ倶楽部はビルの6階にあるのだがビルの入口にはきちんと看板を構えていて、いかにも昭和な感じ。隣のビルには昔ながらのダンスホールがあったりしてなんだかそこだけタイムスリップしたような不思議な感覚になる。ノスタルジーがすごい。
わたしが着いた時点で20人くらいの人が開場を待っていた。キネマ倶楽部の看板の下には物販が出ていて、入口のドアを挟んで左の机にはグッズ、右の机にはタワレコがCDやDVDを出していた。このCD達は予め告知のあったサイン入りポストカード付きのやつだ。開場を待つみなさんは当然買い物が済んでいるのでグッズに列はできておらず、並ばずにスルスルと買えてしまった。値札や掲示が全部手書きで手作り感がすごかったなあ。グッズを買った後は開場まで待機。道路に広がって待つ訳にはいかないのでスタッフの方が待機エリアをカラーコーンで作ってくださっていて、整理番号に関わらずその中で待つスタイルだった。この日のわたしの整理番号は226番。開場時間が近づいて何処から湧いて出たんだというくらい続々と人が集まるのを見ていると多分全体の真ん中くらいの番号なんだろうと思う。定刻の17:15になると1番から順に番号が呼ばれ、呼ばれた人から待機エリアを出てエレベーターホールに。6階まで階段だったらやばいなと思っていたのだがちゃんとエレベーターで案内してもらえた。よかった。6階に上がるとWE☆SAYの会員証と身分証明書、チケットの確認をされる。問題なければチケットがもぎられ、ドリンク代の500円を払って会場入り。会場にはズラッと椅子が並べられていてWE☆SAY会員はその中で自由に座ることができる。あまり広い会場ではないので最前とステージはとても近いし、そうでなくても結構近い。なので前列にこだわる必要もないが、あまり後ろの方に行くと頭上に2階席が来てしまうので天井に吊られているミラーボールは見えないかも知れない。今回の公演では2階席はスタッフと関係者の席になっていてファンは全て1階席になっている。わたしは前から4列目の上手側に座ったのだけど、キネマはステージの両側にデカいスピーカーを従えてるので上手のその位置だと結構音がデカくて、場合によっては耳栓があった方がいいかも知れないという感じ。わたしもややくらってしまったので今日はちょっと気をつけよう。席は足元があまり広くはないのでプラカップで渡されるドリンクは開演前に飲み切ってしまうのがいいかも。足元に置くのはちょっと怖い感じがする。しかしながらこの会場は本当にかわいい。床も壁も装飾もとてもレトロで且つ華やか。ライブ会場というか劇場という感じだ。かわいい。WE☆SAY会員の入場が終わると最後列の椅子の後ろに柵が用意され、一般のお客さんがそこに入って来た。告知の通り一般の方は立ち見。当日券で入ってる方もチラホラいる。そういえば、お土産のシリコンバンドは事前告知では終演後の「お土産お渡し会」で…という話になっていたけど、会場ではチケットをもぎられるのと一緒にスタッフの方から先に渡された。いやそうでしょうね、あの人数に手渡しとか時間も手間も掛かり過ぎるもんな。そんなこんなで開演前にはみなさんシリコンバンドを装備して準備万端。開演を待つ会場ではMC兼DJの増田さんがチョイスした楽曲達がいかにもこの御調子者倶楽部らしくてすごく気持ちがあがるよ。

18:00になると増田さんの進行で開演、合田さんもスーツ姿で登場して「ワイルドな小心者」と紹介されたヒーセを迎え入れる。ステージ上にはゴージャスなペイズリー柄の椅子が3つ並べられていて一番上手側に増田さん、真ん中にヒーセ、合田さんは椅子に掛けずにステージ下手の方で2人を見守る感じだった。登場してきたヒーセはもう始めっからご機嫌でノリノリでめちゃくちゃかわいい。ファンもヒーセのやることに「フゥ〜!」と言って盛り上げるので「そういうの曲の合間とかにも言って!!!」と本当に楽しそう。かわいい。この時のヒーセは紫にショッキングピンクの細かい柄の入ったシャツを着ていたのだけど、再結成後にロビンと行ったロンドン旅行で買ったものらしい。なかなか着る機会がなく、今日こそは!と思って着たらしいのだが、増田さんに「着る機会がない服なんて廣瀬さんたくさん持ってるんでしょ」と言われて、そうなんだよー!と笑うヒーセがかわいくてかわいい。因みにステージの背面にはドレープのカーテンが垂れているのだが、これまでワインレッドのような赤だったので今回もそのつもりで衣装を用意してきたら黒のカーテンになっていて驚いたとか。赤になんないの!?と聞いたら「もう2年前から黒です」と言われてしまったらしい。その話から「ライブの時は違う衣装なんだけど、出てきた時(背景が)赤のつもりだったんだなと思ってくださいね」と言い訳するヒーセがただただかわいかった…。
トークは約50分、増田さんと対談形式でオノチンさんや大ちゃんさん、コージさんのサポートメンバーを一人ずつ呼んでのトーク
「大ちゃんの知ってる廣瀬さんの秘密はありますか」と聞かれた大ちゃんさんに、レコーディングの時に置いてあるケータリングのお菓子の中でもお煎餅の銘柄に煩い!と暴露されていたのが面白かった。何やら現場ではハッピーターン歌舞伎揚げが置いてあることが多いらしく、決して嫌いな訳じゃないがどこに行ってもハッピーターンだからもっとオリジナリティのあるモノを用意してほしい!ということらしい笑 しかも気に入らなければわざわざ自分でお金を出してまで買ってこさせるとか。その時に「ハッピーターンで誤魔化すなよ!」と声を掛けると言うからまた面白い。ヒーセは言い訳しつつも自分でも笑っちゃっててそれが本当に楽しそうでかわいい。他にもコージさんには「話す内容の8割は食べ物の話」だったりオノチンさんには「普段ばかやろコノヤロとか言われてるが服や靴をくれる。優しい」という話をされていた。人に自分の話をされるのが嬉しいのか、ずっとニコニコしていたし時折照れ隠しで口が悪くなっていたのもかわいい。そうそう、あとモンキーが活動休止になって直ぐの時に増田さんと2人でオーストラリアにKISSのライブを見に行った話もしていた。当時どこの飲食店も禁煙が厳しく、吸えるのがテラス席のみになっていた所為で誰もいないテラス席に男2人で居たものだからゲイカップルと間違えられ、店員さんに微笑ましい感じで見られたのが面白かったと言っていた。なんなんだそのかわいいエピソードは!かわいい!終始絶好調だったトークは18:50くらいに終了、ステージをライブ仕様にするべく一旦休憩。

2部と言っていいのかな?ライブは19:15頃に開演。1曲目はVIVA FEVER から始まって全部で12曲?くらい?、うち1曲はキャロルのカバーで「ファンキー・モンキー・ベイビー」をやってくれたのだけど、もうヒーセにぴったりでカバーなのか!?と思えてしまうくらいめちゃめちゃよかった。御調子者倶楽部というタイトルにも合ってる気がする。
あと、POLKKAを演奏するの前には前回のツアーの時の様にコージさんとノリツッコミのような掛け合いがあって、「間違うなよ?あれだよ?南の方のやつじゃなくて、北欧の方のやつだからな!」というヒーセにコージさんが頷き、橋幸夫さんの「ジェンカ」を演奏し始めてヒーセが歌い踊る一幕があった。かわいい。散々歌って踊ってたのに「違う!違うよ!確かにこれも北欧の方だけど!」と突っ込むヒーセもめちゃめちゃかわいい。因みにこのジェンカを1曲とカウントするなら全部で13曲やってくれたことになる。そして聴きたいと思っていたPOLKKAに加えてROLL ON YOUも聴けて大満足である。今回は“御調子者”のタイトルに合わせてノリのいい曲ばかりが揃っていた。唯一のんびりした大人しめの曲と言えば洋々だったけれども、これは1日目限定の曲で2日目には別の曲になるらしかった。
着ているお客さんもさすがヒー担が多いということもあって、みんなノリノリ。ステージが暗転した時にはヒーセコールは勿論、「フゥ〜!」と声が上がるし、わたしの後ろに居た男性なんかは「日本一!」と叫んでいて、それを聞いたヒーセが「そういうの好き!」と笑っていてキュンとしてしまう。ライブの最中何度も「全然アウェー感がない!何しても笑ってくれるし毎回こういうのがいい!」と言っていて、ヒーセ自身本当に楽しいんだろうなと思えたのがとても世界平和だったし、寧ろこちら側としてもめちゃめちゃホーム感を感じたよ。ノリのよさで言うと、曲の合間にヒーセがアイアイを歌い始めてファンに振ることがあったんだけど、どんな風に歌ってもみんな同じようについてきてたのが可笑しかったらしく、オノチンさんとめちゃめちゃ笑っていた。あと、暗転中ヒーセが唐突に「ホーホー」と鳥の鳴き声の真似をした時も追っかけるようにファンがみんなホーホー言い始めるのでとても嬉しそうだったな…暗転する度ファンがホーホー言うのでヒーセも一緒になってホーホー言いながらバードウォッチングをしていた。か、かわいい〜!散々ふざけた後、「他のファンに言うなよ!あいつまたアイアイとかやって品位落としてとか言われるから!」と言っていたのも可笑しかった。

MCではファンに質問を投げかける場面が多くあって「沖縄の人ー!」や「九州ー!」と声を掛けてファンが手を上げるとその地域の方言で一声添えるような場面もあった。あと、「東京ー!」と言って手を上げた人には「何区?何区?」と聞いて同じ足立区の人を見つけてとてもはしゃいでいたのが本当に…本当にかわいいよ…。そういえば、アンコールの時には赤い鞭を持って登場したのだけど、自分自身を打って「アウッ!」と声を上げてたのも可笑しかったし、最前の男性が全力で「(自分に)打って!」と言うのを見て笑いながら優しく打って上げてたのも面白かった。その後「他にも打たれたい人ー!」と言ったら死ぬほど手が上がったのを見て、爆笑しながら「そういうイベントじゃないから!」と御調子者達のノリに大満足のようだった。そういえば「明日も来る人ー!」という投げ掛けには半分よりやや少ないくらいの人しか手が上がらなかったのだけど、もしかして2日目はちょっと少ないのかな?終わり際「明日もまだ席あるみたいだからチケットない人も来てね」的な事を言っていたのでやや心配である。なんとかヒーセを喜ばせたい。終演は20:55、お土産お渡し会の代わりにお見送り会があった。希望の方は席でお待ちくださいというアナウンスがあって準備が始まる。衝立で通路を作って中にヒーセが立ち、ファンはヒーセに向かって歩いて出口に向かう感じだった。ライブが終わったばかりなのに両手を振ってファンを迎え、「ありがとねー」や「明日もよろしくお願いしまーす」などと声を掛けてくれる。優しい。とてもフレンドリーなのでファンも「かっこよかったですー!」や「明日も来ますー!」などと声を掛けながら退場していた。しかし何度見てもヒーセはかっこいいな、近くで見ると本当にかっこいい。カワイイはどこに飛んでったのだというくらいかっこいい。男性ファンが多いのがわかるよ…。男性ファンにもとても優しいし、ヒー担の男性はとてもノリがいいのでヒーセの喜ばせ方をよく分かってる。Win-Winな関係性だなあ。
今日は2日目、昨日の楽しさを噛み締めながら全力でヒーセを浴びてくるぞ。

GRATEFUL SPOONFUL 静岡day2♥

4月28日、バンドとしてはツアー2日目だがわたしにとっては今ツアーの初日である。そして去年のメカラ29と3月にあった最速試聴会に参戦することができなかった身としては、これが2017年メカラウロコ九州スペシャル以来のライブになる。
4月に入ってもツアーが迫っている実感などまるでなかった癖に4人が演奏しているところを想像すると興奮のあまりドキドキしてしまう。だって1年以上も待ちわびていたのだ。その点は少し多目に見てほしい。

静岡の会場はエコパアリーナ。仕事柄静岡にはしょっちゅう行くのだが、行っても富士宮止まりなので会場のある掛川に行くのはとても久し振り。事前にGoogle earthで会場最寄りの愛野駅をパトロールした時には驚くほど何も無くやや心配していたのだが、実際行ってみるとカフェやレストラン(?)が幾つもあるし、会場に向かう道すがらコンビニやスーパー(イートインコーナー付き)もあったので案外困らなかった。
今回超大型連休のGWとぶつかることもあって新幹線はチケットの当落が出て直ぐに申込手続きをした。が、その時にはまだグッズの事前申込のことやSUPER指定の当落は発表されてなかったので必要があれば並べるようにと早い時間に着く新幹線を取ったのだけど、諸々の発表を受けて考えるとお昼過ぎに着いても問題は無さそうだったな。当日は9:50分くらいに愛野駅に着いたのだけどSUPER指定席の特典引換が10:00から、グッズ事前申込の受取が11:00からだったので、のんびり歩いて会場に向って10:30を目安に着けば丁度いいのでは?などと思っていたのだが、わたしは歩くのがとても早い。ので、10:00にはもう会場に着いてしまった…。取り敢えずSUPER指定席の特典だけ受け取って暫しベンチで待機する。今回ツアーパスがとてもかわいい。ご当地メタルキーホルダーと合わせてなのか素材は金属。アルミより重さもあって硬そうだけどなんなんだろうか。過去のツアーパスを振り返ると特典グッズにお金が掛かっている時はコストを掛けられないのかラミネートの簡易的なモノだけれど、特典が安価な物の時はパスの素材やデザインにお金が掛かっていてとてもかわいい。今までは2016年のSJTのツアーパスが一番かわいいと思っていたけど、今回のが一番かわいい。再結成後のライブで一番コストが掛かってるんじゃないだろうか。かわいい。個人的に特典で貰えるグッズよりもツアーパスの方が楽しみなのよな。
物販コーナーの前では会場限定グッズを目当てに既にたくさんの人が並んでいたけれど、今回は特にそれらを買う予定がなかったので事前申込のグッズ受取時間まで休憩。2日目ということもあり諸々準備が整っていたのか、この日は予定より15分も早くSUPER指定の物販がオープンした。そういえば、エコパは広い駐車場があるので車で来ている人も多かった。そして車で来れるからなのか子連れのファミリーがとても多い印象。どう見ても一家で来ている。GWに一家で出掛ける先がモンキーのライブってなんかすごいよな…以前ロビンが3世代に渡って聴いてほしいというような事を言っていたけど、あながちそう遠い話ではないのかも知れない。あと物販と同じくらい人が並んでいたのがサッポロビールのブース。ロビンのステッカー目当てにたくさんの人が並んでいたのだが、ビールということもあってか男性も多かった。女性ファンの多いこのバンドでは例えメンバーのグッズが欲しくても男性ではなかなか入りづらいものがあると思うのだけど、今回はビールという大義名分を得てご夫婦はもちろん男性同士でも並んでいた。

グッズを受け取ったあと一度会場を離れて昼食を摂ったりケーキを食べたりしていたのだけど、開場時間が迫ると愛野駅周辺は一気に人が増えた。初日に参加した人も多いだろうから2日目はゆっくり…という人も少なくないんだろうな。
会場周辺は人は多いものの入場はスムーズで殆ど待つことなく入れてしまった。今回の席は4列目35番、センターブロックとは通路を挟んですぐ隣のややヒーセ側。丁度ロビンとヒーセの間からステージを見るかたちになるのでアニーがめちゃくちゃよく見える。当然シンバルトラップもないのでアニー担にとっては本当にSUPER指定席って感じだ。ありがたい。ただ、席が前なだけに天井にあるモニターは体を反らないと見ることが出来ず、カメラに抜かれたかわいいだろうアニーの姿は殆ど観れていない。この日のアニーは終始ニッコニコで天使が弾けていたのできっとモニターに映るアニーも死ぬほどかわいかったんだろうな…かわいかった…ずっとかわいかったよ。なおこの日のベストオブかわいいはドラムの傍に寄って小さくタンバリンを振るロビンに破顔するアニーだった。楽しそうに笑う顔がめっっっちゃくちゃかわいかった…その様子だけで「あはは」という声が聞こえてきそう。アニーが笑うと何かが弾けて世界が明るくなる。天使……。あと時折曲の終わりで立ち上がったりポーズを決めたりしていたのも死ぬほどかわいかった。本当にかわいい。しかしあまりにアニーばかり見ていたので折角花道にメンバーが来ていたのに殆ど観られてなかったのは勿体なかったな…。花道近かったのにな。特にロビンは花道の入り口(?)のところで何度も留まってくれていたのに、メンバーが花道に行ってしまった時にアニーが前列に視線をくれることに夢中になって全然観られてなかったんだよな…。そしてそんなアニー狂いな姿を同じく会場にいた方に見られていたと知ってめちゃめちゃ笑ってしまった。

衣装に関してはやっぱりヒーセがね〜かわいかった!白いフリンジの付いたジャケットが鳥みたいで思わず「サンダーバードじゃん…!」と声に出てしまった。横で一緒に見ていた妹も「それな」と言っていたのでヒーセの姿にサンダーバードを見た人は他にもいるんじゃなかろうか。とても似合っているしかわいい。今の時代あんなに長いフリンジのジャケットが着られるのはヒーセをおいて他にないよな。あとエマのピンクのジャケットもかわいかった。お上品な桜色が柔和な印象を持たせるのかあまりロックバンドらしくなくて、そのギャップがとてもエマっぽくてかわいかった。アニーに関しては入場の際、ライトが落ちていたのもあって演奏中は上半身しか見えずパンツのことはよく分からなかった。ただ、足元が動く度ちらちらと玉虫色に光っていたので「いやいやいやアニーどんなパンツ履いてんの!?」と思っていたら、想像以上にギラギラしたメタリックグリーンのパンツで出てきたから笑ってしまった。あの瞬間会場がザワついたけどいやあれはザワつくよね?という感じ。かわいいね〜。似合う、似合うよ。かわいい。ロビンについてはもうね、衣装よりなにより化粧が良過ぎてやばかった…すごい、すごいよ、美しさの暴力。大好き。瞼から涙袋まで青いアイシャドウをガッツリ引いていてとてつもなく美しい。色気とかもうそんな次元の話じゃない。あんなに美しいと普通のスペックの人間じゃ恐れ多くてとても横には立てないよ。あの3人じゃなくちゃ無理だよ…こわ…。なんというか、本当に美しい人を見ると美しさは加齢でどうこうなるもんじゃないんだなと改めて思い知る。加齢=劣化ではないし、美しい人はどうあっても美しいのだ。凄いなあ。羨ましい。

セトリについては9999で聴きたいと思っていたChanges Far Away、Love Homme、Balloon Balloon、I don't knowの4曲が聴けたのがまず嬉しい。Changes〜はCDで聴いて一番「ウワー!」と思った曲で、生演奏ではどんな響き方をするのかめちゃめちゃ楽しみにしていたし、Love Hommeはもう絶対にライブ映えするし何よりこの曲を演奏するヒーセが観たかったのでイントロが流れた瞬間に血が沸騰するかと思った。Balloon〜はもう純粋に曲が好きだしライブを重ねて益々育っていきそうな曲だなと思っていたので周りの反応も含めて楽しかった。I don't knowはとにかくアニーのドラムが聴きたくてめちゃくちゃ楽しみにしていた曲なのでちゃんとセトリに入っていて嬉しいし、もう穴が開くほどアニーを見てたよね。聴けてよかった。
そしてこの日は「‪♡‬」だったのでLOVE LOVE SHOWとSUCK OF LIFEは来るだろう…いや来て欲しい!と思っていたのでこの2曲も聞けたのはヤッタ〜!!!という感じ。とは言えSUCKはきっと他のマークでも入ってたりするんだろうと思うのだが、でも、ね、‪♡‬で聴くSUCKはこちらの心持ちが違うよ。そんで‪♡‬の日だからのサービスなのか分からないがロビンとエマの…キスを…見られる日が来るとは…!いやもうSUPER指定席ありがとうございますという感じよ、、、肉眼で見る50代のキスの破壊力よ…とんでもないなまじで。でもなんだろうね、ロビンがいつもみたくエマのギターの前に跪いた時に何故だか「あれ、これキスしちゃうんじゃね?」と思ったんだよね。女の勘が冴えたね。そしたらあれよあれよという間にエマの顎を掴んで思いっきりいってくれちゃったので「やっぱりかーーー!!!」と一人変な興奮の仕方をしてしまった。そしてキスに行く前、わたしの位置からだと角度的にロビンがエマの指に口を寄せているところしか見えなかったのだけど、モニターではロビンがエマの指を舐めるシーンが映し出されていたとか、、、モニターを見られないことでこんなトラップがあったとは…。そもそもそのシーンがモニターで抜かれるってあなた…。かつてそういう絡みをしていた人達だと知っていても実際に見てしまうとその衝撃は計り知れない。なんかもう色々な意味でありがとうごさいましたという感じ。
そして今回のツアーではこの日以上にいい席はもう来ないだろうと思うのでツアー初日にあの席でニコニコなアニーを延々眺めることができたのは幸福でしかないよな。幸先良過ぎでは。次のライブは6月の大阪、楽しみで楽しみで楽しみで窒息してしまう。やばい。

rocks3吉井和哉「みつめあう2人」

※写真集にどれが採用されているか分からないので展示されていた写真の詳細は避けます。

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以前から告知のあったMitch池田さんのrocks3「みつめあう2人」の写真展へ行ってきた。会場は新宿のオリンパスギャラリー。行ったことはなかったが、会場までのアクセスを見るにあまり大きくはない会場なのだろうなあという想像がついた。ロビ担とモンキーファン、吉井和哉ファンが来場することを考えると1週間という会期はあまりに短い。
初日が平日とは言え被写体が被写体でカメラマンはMitchさんだ、混み合うことは想像に難くない。出来るなら落ち着いてじっくり拝見したいので開場に合わせて行って来た。

 

新宿のオリンパスギャラリーは新宿駅西口地下通路(日本生命ビル側)の動く歩道に隣接したエステック情報ビルの一角にある。建物の入口はガラス張りになっていてそこが展示スペースであることが外からでもわかるようになっている。わたしが会場に着いたのは10時56分くらい。既に10名ほどが列を作って待っていた。
中に入ると手前にカメラや雑誌などオリンパス商品の展示がされていて展示場という感じ。その奥に全く別の空間として仕切られたギャラリーがある。今回ギャラリーの入口にはロビンからMitchさんへ宛てたお花が届いていた。赤と黄色の花だけで作られていて、アクセントとして緑の葉が差し込まれている。とても華やか。ギャラリーの中は黒い壁に小さめの照明が灯されていて美術館のような雰囲気。正方形に近い部屋には一部仕切りがあって「C」のような形になってる。
入口の傍からもう展示がされていて写真が所狭しと並んでいる。ロビンの公式twitterでは展示数を「約100点」と言っていたけど、実際は119点が展示されていた。基本は写真集の原寸大と思われるタブロイド版(?)の大きさなのだけど、A0くらいのものからロビンの等身大の大きなものまで様々だった。写真は大きなもの以外は絹目調の写真用紙に印刷されていて一枚ずつパネルに入っている。大きなものはマット紙に印刷したものをボードや厚みのある土台に貼り付け、パネルなしで掲示されていた。パネルに入っている作品には全て左下に「Mitch IKEDA」のエンボス加工がされており、右下には手書きで小さなサインがはいっている。そのうちの1点にA4サイズくらいの「手」の写真があった。明らかにロビンの手ではないのだけど、かと言ってMitchさんの手でもない感じだ。でもその写真にだけMitchさんとロビンのサインが入っていたし、写真の下にはMitchの他、スタッフの方の名前が数名掲示されていたので多分Mitchさんの自己紹介的な一枚だったのだろうな。


入口を入ってすぐの作品を見ていたら後ろから慌てたようにMitchさんが入って来られた。バタつきながらも入場口のスタッフの方にお礼を言いながら「CDかけて!」と声を掛け、その後すぐに吉井和哉のSOUND TRACKが流れ始める。会場を占める空気が全部吉井和哉、ロビンになった。開場した時は10〜15人くらいだった人も、ふと振り返ると30人くらいになっていた。女性も多いが男性もチラホラいる。LIVEならともかく、写真展というビジュアルに特化した会場で思いのほか男性が多いことに驚いた。美しさは性別を超えるなあ。そして作品に関しては本当にどれも素晴らしくて印象的なものばかりだった。どんな写真があったかは伏せるけれども、写真は配色のセンスがとんでもないし、とにもかくにも色が美しい。それに加えてロビンのあの容姿。何をどう見てもとてつもなく美しいよな…あまりに凄くてなんだか実在している人間の写真だというのが信じられない。カメラマンで言うと蜷川実花さんもああいったビビッドで奇抜な配色が美しい写真家さんだけれど、Mitchさんのそれは鮮やかさの中に灰が入って、ザラつきのある色合い、質感を持っているのがたまらない。なので彩度の高い色やハイライトで抜ける色も抜け過ぎず飛びすぎないでしっかりとした質感があるし、影にはより重たく色が乗って深みが増している。コントラストの演出が素晴らしいし、画面の切り取り方も絶妙だ。これは男性ならではの感性かも知れないなあ。蜷川実花さんや清川あさみさんなどはやはりご自身が女性なのと、被写体も女性な事が多いから肌を写す上で灰を置いたような、くすみのある色の出し方はしないものな。だからMitchさんの出す黒はとても独特で影の落とし方がすごく印象的。反射まで考えた光の使い方がすごいし、外での撮影ではとても自然光とは思えない発色をしてる。どうやったらあんな色が出るんだろう…カラーインクのような発色とポスターカラーのような均一な色味とメリハリがある。すごい。本当にすごい。あの大きさで見ると尚のこと圧巻の迫力。絹目調の紙で無駄な光沢を殺してるのも相まって色がとてもしっかり乗っていてとてもよかった。作品としてMitchさんの写真がとても素晴らしくて凄く好きだなと思った。

 

日本カメラやその他「みつめあう2人」が特集された雑誌を買っている方もいらっしゃると思うのだけど、当たり前だが現物と大量印刷される雑誌では写真の発色や色味が全っっっ然違う。制作が進んでいる写真集では作品として残る以上それ相応の紙を使用するだろうし、色校もチェックされているから雑誌ほど色や発色が落ちることはないんじゃないかとは思っている。それでももしあの場で一枚ずつに値段がついていたのなら恐らくわたしは迷わず買ってしまうだろうなあ…部屋に貼りたい作品がたくさんある。展示数が写真集のページ数を超えているけどこれはあれだよな、展示されていたうちの幾つかは収録されないということなんだろうな…うわ〜めちゃくちゃ勿体ない!追加で金を積んでもいいから全部収録してほしいよ…。

 

そうそう、わたしは今回初めてMitchさんご本人を拝見したのだけど、とても気さくでオシャレで素敵な方だった。写真集や先日発売された雑誌を持参したファンからサインを求められると「もちろんいいですよいいですよ〜!」といいながらテキパキと対応されていたし、質問などにも真摯に答えていた。Mitchさんの人柄や雰囲気がとても声を掛けやすい感じなのだよな。そこに紛れ込んでわたしも今回の展示会のDMにサインをしていただいた。ありがたや。
一つびっくりしたのがファンの方がMitchさんご本人に向かって写真を指して「これって合成ですか?」と聞いていた事。なにをどう見たらそう思うのか分からないが、そんなことあるわけがないし、そんな質問アーティストに対してあまりに失礼だ。信じられない。びっくりして思わずわたしが振り返ってしまった。さすがのMitchさんも驚いたのか「いやいやいや!合成じゃないですよ、CGは一切使ってません!」と言っていたけど、そんなもの見れば分かるし作品に対して合成かだなんて心穏やかではなかったはず。言った方に悪意がないところが恐ろしいな…。

 

会場を出た時12時を回っていたのでなんだかんだ1時間以上は見ていたのだな。後半はもう人が多くて自分のペースで見ることが難しく、落ち着いて見れないことが辛くて出て来てしまったのだが、初日とは言え平日の朝一でこれだ。あの広さを思うと休日なんてとんでもないだろうな…。今日行けてよかった。行ってますます手元に届くのが楽しみになったぞ。写真集、大きさには驚いたし未だ保管場所をどうしようか悩んでいるけど買ってよかった。

TYM×伊勢丹

遅ればせながら伊勢丹エストに行って来ました〜。レポというほど何を書ける訳でもないけれども、行けるだけラッキーなので遠方で来られない方にほんのり雰囲気が伝われば…いいな…。

twitterでギャラリーの写真が出回っていたのでもしかして撮影OKなのか?そうなのか?と浮き足立ちつつ、もし撮影がOKならばガッツリ撮りたいな、撮るなら人が少ない方が迷惑を掛けないな、ということで開店時間に合わせて伊勢丹へ。うっかりしていたのだけど、都会のお店は割と10時半もしくは11時開店というところが多い。飲食店なんかは11時半からだったりする。そしてそのことをすっかり忘れていた。わたしが伊勢丹に着いたのは10時…伊勢丹は10時半から。開店していない。悲しい。一度離脱して今度こそ開店時間に伊勢丹エストへ。お店の佇まい、外観はコラボの宣伝画像で使われているあの建物なので何らかの形で見た方も多いのでは?あの写真では窓の全てにカーテンが降りていてクローズした印象だが、開店している時にはカーテンが上がっているので印象が違う。なんていうか、銀座の洋菓子屋とか紅茶屋さんみたい。

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中に入ると足元には「THE YELLOW MONKEY×ISETAN」と書かれたカーペットが。1階フロアがショップ、2階フロアがギャラリーになっている。入口を入ってすぐ右にギャラリーへの階段がある。階段の踊り場には4人のサインが入ったタペストリーが。このタペストリーは伊勢丹エストの外観のあれです。twitterで見た方もいると思うけれどもロビンのサインの横には「パンツ買ってね‪♡‬」と書いてある。かわいい。踊り場を左に間がって更に上がるとギャラリーフロアに。わたしが上がると既に女性のお客さんが2人いた。早い。フロアはL字型になっていて、わたしの印象的としては5畳くらい。6畳あるのかな。とにかく狭い。その狭いエリアに見張り役のスタッフさんが2人もいるので別にやましいことが無くても落ち着いて見れるとは言い難い。繊細な方は気になってゆっくり見れないんじゃないかな。幸いにもそういうことが気にならないアイアンハートなので遠慮なく見たし、撮影の可否を聞いたらOKだというのでバシバシ写真も撮った。わたしが入ってから8人?9人くらいお客さんを見送ったので、きっとスタッフの方は「こいつどんだけ居るんだよ!」と思われてたろうな、ごめんな。昼休みのネタにでもしてくれ。

ギャラリーの展示は3つに分かれている。まず一つが階段を上がってすぐにある「赤い壁エリア(背面の壁が赤いので勝手にそう呼んでいる)」とその隣にある「ストライプの壁エリア(理由は同じ)」とその向かいにある「化粧台エリア(まんま化粧台みたいなので)」。みたところ恐らくなのだが赤い壁エリアのものはメンバーの趣味の物と私服、ストライプの壁エリアはモンキーの活動をするにあたって使用している(していた)物、化粧台エリアは鏡にそれぞれメンバーの顔のイラスト(?)が描かれており、そこにサインがあるのみで物がある訳では無い。展示という感じ。置いてある物全ての詳細を書くのは難しいので気になるものをピックアップして書く。

 

▪️赤い壁エリア

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展示されていたのはアニーのタンクトップ、ヒーセがロビンから貰ったジャケットとジュエリーケース、(恐らく)エマの帽子とベストとインナー、レコード、サングラス(6個くらい)、ロビンの釣竿、マリーさんの指輪、香水、リュック、小説、漫画、Tシャツ、シューズなど。

 

・アニーのタンクトップ

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何枚かあったタンクトップの中でも気になったのは性病タンクトップ!!!これね、びっくりしたのがボツボツがビーズとかみたく縫い付けられてる訳じゃないの。勝手にスタッズか何かだと思っていたのだけど、そうじゃなくて樹脂(?)みたいな、なんかそういうやつを垂らしてる。だから「付いてる」というより「盛り上がってる」という感じ。近くで見るとそのボツボツがちょっと気持ち悪くて性病と言われるのがわかる。アニー、なんで買ったの?

 

・ロビンから貰ったヒーセのジャケット

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これオトトキで見てかわいいなあと思ってたのだけど、近くで見るとレザーなのね。ブルーのレザー。色的にも厚手の硬い布地なのかと思ってたらまさかのレザー。しかも柔らかそう。あとファーが不思議な感じ。手元と首元の毛並みが全然違う。これは経年劣化とかそういうあれではなくて、そもそもの毛質が違う。手元の方は毛足が長くストーレートなのに首元のは基本毛足が短く、その上カールしてる。しかも色もマーブルカラーだし、毛の巻具合も場所によって違うのが不思議。一枚のファーじゃないのかな?あんまり見た事がない。裏地もキルティングでしっかりついていて暖かそう。かわいい。間近で見ると尚のことヒーセの物持ちの良さがわかる。すごく状態がいいの、綺麗なの。

 

・レコード

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レコードは全部で10枚(?)。そのうちの一枚、アイアンメイデンのレコードには「To ANNIE Thank you」のメッセージとあわせてサインが書かれていた。わたしは洋楽がさっぱりなのでどのメンバーのものかは分からない。申し訳ない。でも間違いなくアニーの私物だな!と分かってサインを貰ったことをアピールしてるのかと思うとめちゃくちゃかわいい。

 

・エマのベストとインナー

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ハンガーに白いタートルネック(ニット生地)とストライプ柄のベスト(ウール)が掛かっていたのだけど、面白いなと思ったのがベストの首元に白いフェルト生地の縁取りがあったこと。インナーも白なのでぱっと見気付かなかったんだけど、よくよく見ると肩から背中側にかけて縁取りされている。かわいい。タートルネックは本当に着てるんだろうね、使い込んだ証にちょっと毛羽立ちはじめていて私物感がすごいなと思った。

 

・サングラス

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結構年季の入ったものも多いのか、それとも古着屋さんでゲットしたものなのか、近くで見るとレンズのところに細かい傷があるものがチラホラ。使用感たっぷり。でもアニーとエマの物だろうと思われるやつはピカピカで綺麗な物だった。嗜好や性格が出る。

 

三島由紀夫暁の寺

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これはロビン?だよね?きっと。豊饒の海の第三巻。この本について勝手な想像だけれど、たまたま持っていたから出した、というよりも今このタイミングだから出した(もしくは読み返していた)のではないかな?と思っている。主人公が47〜51歳頃の話で、輪廻転生も絡んでくるところだし改めて自分と重ねるところがあったんじゃないかなぁと、完全に妄想だけど。しかもドン!とわかりやすいところに展示されてるわけじゃないのが、なんか、ね。ロビンぽい。

 

▪️ストライプの壁エリア

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ここにあるのはステージ衣装、アニーが保管していたカセットテープ、ベース、ギター、シューズ、ヒーセのベルト、ボウリングのピン、モンキーのDVD BOX、キラーメイのレコード、アンプなど。

 

・ボウリングのピン

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これパンドラの、あの時のボウリングのピンなんじゃないかな。THE YELLOW MONKEYの文字とあわせて全員分のサインがあった。普段は誰が保管しているんだろうか、事務所か?でも再結成する前は誰かが持っていたってことなのでは?偏見だがエマではなさそう。ロビンかアニーって感じだ。知らんけど。

 

・ヒーセのベース

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楽器のことは本当に何もわからないので申し訳ない。きっと詳しい人ならどこの何てベースなのかもわかるんだろうな。じゃあなんで書くんだよというと、ネックのところに何故かフルーツのDoleのシールが貼ってあったのが気になってしまって。しかも2枚。どうしたらそこにそのシールが貼られる展開になるのか全くわからない、わからないが剥がさないということは何かそれにまつわるエピソードがあるんだろうか。なんでなの?あと、ベースの左側だけがあちこち塗装が剥げていた。抱えた時に肘が来るところだから擦れてしまうのかも知れない。

 

・ロビンの赤いロングコート

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白いブラウスと、黒地に金の刺繍の入ったパンツとセットで吊るされていた。赤いコート、あれはなんていう生地なんだろう?エンボスぽいんだよね。勝手にウールだと思い込んでいたのだけど、ウールじゃない。あんまり保温性はなさそうだった。で、ロビンの衣装だから丈が長い!パンツも股下が長い!置いてる衣装全部股下が長くて腰の位置がおかしいの…そんなんかっこいいに決まってるわ。一般人には着こなせないシルエット。あと白いブラウスは刺繍がしてあって光の具合で薔薇模様が浮かぶ。そういうね、写真じゃ映らない、遠目ではわからないところに金が掛かってる衣装が大好物だよわたしは。さぞニヤニヤしていたに違いない。

 

・アニーのカセット

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ものすごく沢山持ってきていた。11〜12箱くらいあったかな?1箱に10〜20本くらいカセットが入っているから相当数がある。LIVEはもちろんリハーサルのものまであって、しかも年数とかいつ頃のものなのかとかがきちんと貼られていてアニーの几帳面さが伺える。そしてアニーがバンドを大切にしてきたんだな…というのがすごくすごく伝わる品だった。何故かLIVEと書かれてるやつには全て「!」がついている。「Live!」って書かれてるのね、全部ね、それがなんかかわいくて萌えてしまう。思い出感がある。あと手書きの文字で「ン」とか「ソ」の書き方が特徴的だなといつもほんのり思っている。

 

▪️化粧台エリア

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美容院のそれのように鏡が4つと高さのある椅子が4つ並んでいて、鏡の上にはそれぞれ丸い照明がついている。4人の顔のイラストは黒いシール(?)で貼られていて、そこに各々のサインがあった。絵柄は再結成後すぐのSJTのやつ。あっ、そうだ、暖簾の絵柄だ。並びも左からアニー、ロビン、エマ、ヒーセ。特に私物が置いてある訳じゃないのでかなり近づいて見れる。というか、スタッフさんによると触れなければOKということだったので境界はほぼないに等しい。みんなかなり近づいて見てた。

 

散々写真を撮り、舐め回すように見たあと1階のショップフロアに行く。店員はメンズのみ。しかもお洒落メンズが5人。買わないのにバシバシ写真を撮りまくっていたので申し訳ない気持ち。

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ショップフロアは真ん中に円形の商品棚があって、タイピンとかポーチのような小物が置いてある。入口を背にして右側に靴下やメンズ物の下着、その少し左に女性用下着、壁に沿って更に左にいくとコラボのスーツやシャツなどがある。あまり大きくはないがモニターもそこについていてモンキーの映像が流れていた。あと、何故かロビンのトランポリンがそこに置いてあったんだよな…どうしたんだ。入口を背にして左側にはまず「黄猿」のお酒が2本展示されていて、その右側にはオトトキとのコラボTが吊るされている。ちょっとね、このTシャツに関しては展示方法がイマイチなのでは…?思うがね。せめて一枚くらいはトルソーに着せておけば見栄えも良いのになぁ…などと思った。
そうそう、メンズ用下着のところにはピンクの記事をA4に引き伸ばしたものがパネルにして置いてあった。その時あげていた写真も一緒に掲載されていて…というか、本当にスクショしたのを引き伸ばした感じだった。因みにパネルになっていたのは↓の3つ。

2016年10月13日
2016年11月02日
2016年12月23日

ピンクが見られる方はぜひ。なんとなく想像つく方もいるかもですが、メンバー愛を感じる記事。まあ~ロビンがかわいいよね。
と、ここまでレポになってんのかなってないのかよく分からないことを書いたが語彙力が乏しくて悲しい。そしてなんだかんだ現地では130枚くらい撮った。誰得かわからん、わたしだけが楽しいだけの写真もある。そこから90枚くらいをtumblrにまとめたりしているがわざわざプロフに載せるのも憚られる気持ちなのでやめておく。もし興味のある方がいらしたらお声掛けください。