めくるめく

ネタバレに配慮していないライブレポなど。

GRATEFUL SPOONFUL 大阪day1♦

6月7日大阪、周知の通りアニーの誕生日翌日の公演である。アニー担としてはまず外せないというか、今回のツアースケジュールが発表された時、もう絶対行きたいと思っていたし、チケット当落にも一番ハラハラした公演だった。なにせ会場が大阪だ。近畿のみなさんは当然行きたいだろうし、そうでなくとも行き易い立地で、しかもアニーの誕生日翌日!なので競争率も高いのでは?と思っていたが、平日効果でか初日はそれほどでもなく翌2日目のチケットが大混戦だった模様。確かに平日開催だと来られる地域が限られるものな。そしてわたし個人としては今ツアー2公演目で初の♦の日。♥に続き♦もとてもたのしかったのでレポを書きたいのだが、覚えてることがあまりに少ないので書きたいことだけ書かせてもらう。

大阪城と言えば、昔 腐ではない方の歴史オタクをやっていた(?)時に一人で大阪夏の陣巡りをしたなあ程度で、それだってもう10年以上も前の話なので最早「大阪城公園は広い」という記憶しか残っていなかったし、大阪城公園駅にあんなにお洒落な商業施設が入っていたなんて知らなかった。
今回も妹と2人で参加。会場のある大阪城公園駅には開場時間ギリギリに入ったのだけど、着いて早々あちこちに死ぬほど人が溢れていてびっくりした。物販もバラ色募金もビールブースもめちゃくちゃ並んでいる。確かに静岡も人は多かったけれど、こんなに混みあっていただろうか…?しかもその混みあっているところにSUPER指定席の入場列が横切っているというなんともカオス状態。とにかく人が凄い。今回の公演から30thアプリの企画があったので立ち寄りたかったのだが、ブースの場所がSUPER指定待機列を挟んで向こう側だったので断念。次回の横浜で立ち寄ることにする。

大阪の座席はスタンドAの5列目。安定のヒーセ側だ。楕円形のホールを半分にして、真ん中から若干後ろ側の位置だったのだが、思ったほどステージも遠くなく下手側の花道もすぐ下にあった。過去のライブを観ていてもロビンは下手側の花道に行きがちなので、花道の先端を見下ろす形で見られたのはありがたい。そしてスタンドAは隣がボックス席になっていたのだけど、当日はボックス席が潰されていたのでステージに向き直ると前には何も遮るものが無く、一般席ながらめちゃめちゃ観やすい席だった。ありがとうありがとう。開演前のステージにはビジョンが降りていて、もうその時点から♥とは違うな!?というのが分かってワクワクする。ひとつのツアーでセトリも演出も違うだなんてファンは楽しいしかないよ…ありがとう。
セトリの事で言うと前回の♥と比べると前半がとてもしっとりしていて私個人的が持っていた♦のイメージとはやや印象は異なるものの、♥で演奏されなかった熱帯夜が入っていてヤッタ〜!!!という感じ。熱帯夜と言えばこの界隈の民はみんな大好きだと思うが当然わたしも大好きである。は〜〜〜生で聴けるのが本当にうれしい。そして今ツアーではあともう1日程♦に参加するのでこれからもう一度聴けるのもうれしい。いやぁ申し込んでよかった。
♦のセトリで一番印象的だったのは天国旅行。これは曲そのものというより照明とロビンとの相性が最高だった…。真っ暗な会場の中、アリーナに数本の白いスポットライトが落ちて、わたしの席から見るとそのスポット越しにロビンが見えて、ギターを手に俯き加減で赤いライトを浴びるという最高の状態だったんだよね。黒い背景×白い光の筋×赤いロビンのシルエットという画が本当にめちゃくちゃ美しくて釘付けになったしなんとか記憶に焼き付けようと脳内のシャッターを死ぬほど押したよ。お陰様でくっきりハッキリ覚えていのでもしもわたしに念写の能力があったのなら巨大ポスターにして貼り出してみなさんにお見せしたいくらい。美しかったなあ。前回の静岡では座席がアリーナで且つ前列だったこともあり、会場全体の演出は殆ど見られなかったのだけど、この大阪では会場全体を俯瞰で見られたのがよかった。広い会場は全体の演出も含めて楽しめるのがいいよ。他を知らないでこんなこと言うのもあれだけど、モンキーのライブは照明がとてもいいよね。それでいて一般席とSUPER指定席のそれぞれに良さがあるから、なんかもうモンキーのライブに於いてはハズレの席なんかないんじゃないか?言い過ぎ?しあわせな脳みそでよかったね〜。

因みに今回のベストオブかわいいはビジョンに向かって身体を捻り、そこに映るロビンの姿を見て笑うアニー。これに尽きる。いや、誕生日の話題を振られて両手で「66」を作るアニーもめちゃくちゃかわいかったし、最後下手側の花道に来てくれてファンに万歳をさせるもダメダメ!と指を振って片目を瞑る(ウインクではない)アニーも絶叫するほどかわいかった…。あ、あとあれだ、ライブが終わってドラムのところから出てきたアニーがステージ真ん中でお兄ちゃんとお互いの進行方向を阻んでしまい、お互いの二の腕あたりを掴むみたいな謎行動もかわいかったし、ヒーセに花道へ行けと促されるアニーもかわいかった。全部、全部だな。アニーは何をしててもかわいい。そう思うと前半エマがアニーの方へ寄った時、遠目で見てもニコニコしていたアニーが天井のビジョンで抜かれなかったことだけが悔やまれるな。いやいや贅沢を言っている場合ではない、行けただけでもありがたいよ。
そしてアニーのお誕生日だから何かしらMCで触れてもらえるのでは?と期待して参加したこの日程だけども、わたしが思っていた以上に触れてもらえたし、なんだったら前日心斎橋の鉄板焼き屋さんでお祝いをしたというエピソードまで聞くことができて大満足である。アニーがみんなにお祝いしてもらえた事実もうれしいし、誕生日翌日にその話が聞けたというのもいいよ。きっとヒーセは大袈裟にお祝いをして、ロビンは下ネタでふざけて、アニーはたくさん笑って、お兄ちゃんはそんな弟をにこにこと見守っていたんだろうなあ…変な意味でなく妄想が広がる。この人達の話を聞いていると外から見ても仲のいいバンドとわかるのがたまらんよな。すき。

しかしながらやっぱり衣装はヒーセが群を抜いてかわいい。既に静岡の会場で衣装は写真があがっていたけども、実際に着ているところを見ると尚かわいい。色はモノトーンなのにデザインが派手だからとてもステージ映えがする。そういえばベストとジャケットのドットはスタッズだと言っていたけど、演奏する時ベースに当たって邪魔じゃないんだろうか。ボディに触れてカチャカチャ音がしそうな感じだ。花道に来てくれた回数は多くはないけれど、ファンに向けてパフォーマンスをしてくれる姿はかわいいをぶっちぎってたな…。あと衣装と言えばもう一つ、アニーパンツだ。あんな大柄で奇抜な色のパンツ、他で穿いたことないよね、、、めちゃくちゃ派手。遠くから見てもその柄が分かるくらいアウトラインが太いし、色も彩度が高くて蛍光色みたいだ…あれをアニーに穿かせるってなかなかだよ。そしてそんなド派手なパンツを穿くアニーがめちゃくちゃかわいいよ…似合う、似合うよ、かわいいよアニー。わたしはきっとアニーが何を着てもかわいいと言うんだろうな…いや実際かわいいしな、かわいい。
そしてこの楽しい気持ちの余韻を味わってる暇もなく次は横浜初日、2度目の♦だ。いやいや大阪の3日後って、、、我ながら早すぎでは。こんな状態だから仕事になんか身が入るわけが無い。そしてわたしの脳内のメモリを考えると明日の横浜をきちんと記憶できる自信がないぞ…。モンキーのライブは情報量が4人分、とにかくめちゃくちゃに多い。普段の時でさえ記憶が飛んでしまうのだ、こんな頭が浮ついた状態で大丈夫だろうか。記憶には不安しかないが頭の中は楽しみな気持ちでいっぱいだよ。は〜またアニーが観れる。うれしい。アニーが観たい。